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数年間続く足のしびれ 坐骨神経痛 腰痛

40代男性 会社員 T.Tさん

40代男性が左の臀部~大腿後面~足の甲のしびれで来院。症状は5年以上続いている。原因はわからないが、酔っぱらって帰宅した翌日からしびれが続いている。中学の時にバレーボールをやっていて腰を痛めたことがあったが、それ以降それほど腰は気にならなかった。左足に力が入りにくく疲れる。今回はしっかり治したい。

初回の状態

・腰部の屈曲、側屈で症状の再現なし

・腰部の伸展でしばらくして下肢にしびれ感じる

・左臀筋押圧で違和感はあるが、症状の再現なし

・左ハムストリングス、大臀筋、足関節屈筋、伸筋等に筋力低下が見られる

・仕事中かなり腰を落として座っている

腰部の屈曲で変化がなく、伸展で症状が再現されることや座るときに腰を反らすとしびれを感じること、左股関節周囲筋や足関節の筋肉に筋力低下が見られることなどから、下部腰椎や腰仙部の関節と神経伝達の関係が障害されていると考え、腰部や腰仙部、骨盤を中心に関節の動きと状態の改善を行った。一回目の施術後、腰は軽くなったがしびれは6割程度残る。二回目の施術後、左の臀筋やハムストリングスの筋力は回復し、左下肢に感じていた疲れやすさも軽減。腰部に加え、左股関節の可動域の改善や、周囲筋へのストレッチ等も行った。現在までに週一回の施術を4回続け、筋力は回復、腰の痛みも気にならなくなったが、良い姿勢を意識して座っているとしびれを感じる。しびれの度合いは以前の半分以下。今後は間隔を伸ばして腰部を中心にメンテナンスを継続。

担当コメント

この方の場合、酔われて何をされたのかわからないのですが、来られた時の状態や日常的に取られている姿勢から腰にはかなりの負担がかかっていたと思います。以前バレーボールをされていたとのことで、背骨を反らす体勢が多くなり、反らすと腰部や腰仙部の椎間関節に負担がかかるため、それも多少は関係していたのかもしれません。椎間板を痛めた場合、通常は腰部を屈曲させると症状が悪化するのですが、今回は逆に反らすと症状が悪化したことから、腰部や腰仙部の椎間関節と神経の間に問題が生じていたのだと思います。カイロの施術に加え、普段から腰への負担を減らすような姿勢を取ってもらうことと、良い姿勢が取りやすくなるように腰や股関節周囲筋のストレッチやエクササイズをしてもらうことも症状の早期改善には必要だと思います。症状に変化があまり見られない場合、医療機関での画像診断も視野に入れていたのですが、今回は必要なさそうです。ゴルフをされるとのことなので、ゴルフ前後の股関節や腰部のストレッチは是非やってください。もう少し症状が軽減するようにできることはさせて頂きます。

カテゴリー:坐骨神経痛 椎間板ヘルニア, 症例紹介, 腰痛

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