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背中の痛み 背部痛 背中痛 

20歳男性 学生 E.Kさん

20歳学生の方が背中の痛みで来院。一週間前に突然痛くなり、医療機関で検査を受けたが骨や内臓に異常はなし。前に背中を痛めたこともなく原因も思いつかない。勉強やPCで座っている時間は一日8時間位。姿勢はかなり悪いと自覚している。背中が痛くて仰向けで夜眠れない。

初回の状態

・背中が痛くて姿勢が丸くなっている

・左右胸筋の緊張が高い

・頚部屈曲で背中の痛みが増加

・腰部屈曲、伸展で背中の痛みが増加

・中部胸椎に圧痛があり、可動域も制限されている

・深呼吸の吸気で痛みを感じる

医療機関での検査で背骨や内臓の問題の可能性は低いこと、姿勢がかなり丸く、長時間その姿勢を維持していること、特に外傷歴、既往歴などがないことから姿勢による背中(特に中部胸椎領域)への負担が原因と考え施術を行う。中部胸椎領域の関節可動域の低下や胸椎をサポートしている起立筋の緊張が高かったため、腰椎と頸椎の矯正を先に行い、背中の痛みを確認したのち胸椎を矯正し、可動域の改善と筋緊張の低下を図った。施術後に頚部と腰部の可動域を確認したところ、頚部屈曲での背中の痛みは残るものの、VASは3割程度で、腰部屈曲伸展での痛みもかなり軽減。痛みが出ない範囲で姿勢改善のアドバイスを行い、次回状態を確認予定。

担当コメント
この方の場合、背中を丸めて座ってる姿勢が長いため、背骨全体の後湾が強くなっていたと思います。最近は運動やストレッチをしていないとのことで、背骨の適切なカーブや柔軟性が失われ、その体勢で胸椎がロックされてしまったために痛みが出たのだと思います。胸椎の可動域が低下したり、後湾が強くなれば胸郭全体の動きも低下してしまうため、肋骨の動きや関節を安定させている小さい筋肉、背中を支えている大きな筋肉なども硬くなってしまい、呼吸にも影響が出る結果、心肺機能も低下してしまう可能性があります。このような状態を防ぐためには、立っている時も座っている時もなるべく背骨の適切なカーブを保ち、胸郭の動きを意識するといいと思います。長時間同じ姿勢で勉強や仕事をしている方は、定期的に休憩を取るようにして姿勢を確認してみてください。いつも丸くなっている方は、背骨を痛くない範囲で反らすエクササイズが必要です!

カテゴリー:症例紹介, 背中の痛み

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