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五十肩・肩の痛み

50代男性 歯科医師 F.Hさん

50代男性が五十肩・肩の痛みで来院。発症は一年前で、いきなり手を上げたら痛くなった。その後腕を上げようとすると痛い。自然に痛みが消えると思ったが、なかなか変化がないので来院。仕事で腕を上げることが多く、痛みを感じるが、仕事ができないまでではない。特にリハビリ等はしていない。

初回の状態

・肩の外転で痛み(120°位)

・肩の内旋で痛み

・肩甲骨周囲筋が硬く、押圧で痛みが強い

・背中を丸くして座る癖があり、背骨が全体的に硬い

肩関節の外転、内旋で痛みがあり、肩甲骨周囲の筋緊張が高いことから、肩の機能障害(肩関節周囲炎)の改善を行った。肩関節を痛みの出ない範囲で動かし、全体的な動きの改善を目指しながら、外転や内旋は痛みを我慢できる範囲で動かした。背骨も仕事の姿勢からか、反る動きが制限されていたので、特に胸椎や胸郭の動きの改善を行い、良い姿勢がとりやすいような背骨の状態を目指した。初回の施術後に、肩関節が軽くなったが、痛みの出る角度はあまり変化なし。痛みの軽減と可動域の改善を目的にその後週一回のペースで施術を10回程度行った。毎回痛みの程度や可動域をチェックしながらアプローチを続け、少しずつ改善が見られ、10回後には可動域はかなり改善し180°外転でも痛みは多少残る程度。日常生活での痛みや肩の違和感もほとんど感じなくなった。時間のある時は、肩関節のエクササイズをするようにしている。現在では月1~2回の身体メンテナンスで来院されている。

担当コメント

この方の場合、いきなり腕を上げた時に痛みを感じたとのことで、外傷的な要因が強かったと思いますが、その後痛みや可動制限が一年続いていたことから、外傷が原因で慢性的な肩の機能障害(五十肩)につながったのだと思います。五十肩にも色々原因があり、肩の使用過多や動かさなすぎ、日常動作による負担、外傷によるものなど様々です。どのケースでも、肩の可動域や筋肉の状態、姿勢などをチェックし、肩の可動域が改善するように痛みのあまりない範囲で積極的に動かしていくのが基本的なアプローチとなります。肩関節には、肩鎖関節と上腕肩甲関節+肋骨に乗っている肩甲骨が直接関係するのですが、通常、肩鎖関節の可動制限(特に外転)、上腕肩甲関節の可動制限(特に内旋、外旋の動き)、肩甲骨周囲筋の硬さや緊張が見られます。状態をチェックし、それぞれに対してアプローチを行うことで、肩の機能障害(五十肩)は早期改善が期待できます。まずは同じような症状や肩の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください!

カテゴリー:五十肩 四十肩, 症例紹介

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