病気や側弯症などの先天的な問題がなければ、身体の歪みや背骨の歪みは日ごろの動作や背骨の歪み姿勢が大きく関係してきます。
デスクワークが長い人は、背中を丸めて座るクセがつきやすく、胸椎の後弯が強くなったり、頚椎や腰椎の前弯が減少したりして、背骨の前後方向のS字が崩れてしまいます。
頚椎の前弯が減少すると、ストレートネックになりやすく、首周囲に痛みや違和感を感じやすくなってしまいます。
背骨の前後のカーブが少ないフラットバック姿勢の人は、背中や腰の負担が増えるために背骨に痛みを感じやすくなります。
腰椎の前弯が減少すると、骨と骨の間の椎間板に負担が増え、ヘルニアなどの症状の原因になる可能性も高くなります。
また骨盤の後傾角度が増加してしまい、骨盤由来の腰痛の原因にもなってしまいます。
こんな人は要注意!
いつも同じ側で荷物を持つ、いつも同じ方向へ首を傾けたり回している、いつも同じ軸足に荷重して立っている、座る時に足を組むクセがある、同側の身体の回旋など、ゴルフのようにいつも同じような動作が多いスポーツをしている、寝るときに横向きで寝たり、うつ伏せで首を回して寝るクセがある、などは左右方向に背骨が歪んだり、身体が歪んだりしやすくなります。
もちろん生理的な範囲での背骨の歪みは、さほど身体への悪影響ありませんが、背骨の身体を支える役目や、神経の伝導路としての役目、内臓の保護と機能維持、姿勢の問題などを考えた時に、それらに悪影響を与える状態はよくありません。姿勢が悪いと呼吸器官や消化器官、生殖器官などにも悪影響を与えます。
背骨の歪みは体の歪みにつながる
背骨の歪みは体の歪みや内臓の機能低下につながります。背骨全体の動きや機能をチェックして健康な背骨を目指しましょう!背骨や身体の力学的なストレスを減らし、内臓機能や身体バランスを整えるのは、カイロプラクティックの専門分野です!
背骨や身体の歪みが原因で起こる症状や体型
腰痛、肩こり、首の痛み、背中や背骨の痛み、肩甲骨の痛み、頭蓋の歪み、頭痛、内臓機能低下、ポッコリお腹、お尻のたるみ、冷え性やむくみ、股関節や膝関節の痛み、自律神経症状の誘発など
カテゴリー:症状別解説