交感神経と副交感神経
不眠や疲労、めまいなどの体調不良が気になって病院で検査をしても特に異常はないって経験を多くの方がしているのではないでしょうか?
精神的ストレスや外気温の変化などから体内環境を一定に守るための恒常性(ホメオスタシス)が我々の体には備わっているのですが、その役割を担っているのが交感神経・副交感神経から成る自律神経です。
その働きのバランスが過度のストレスや生活リズムの乱れ、環境の変化などで崩れると、心臓機能の調節や胃腸の働き、血管の収縮弛緩、ホルモンの分泌調整、呼吸の調整などが上手くいかず倦怠感や疲労感などの全身的な症状や不安やイライラ感などの精神的な不調、頭痛やのどの渇き、胸部圧迫感、多汗、筋肉や関節の痛みなど様々な局所的な症状を感じてしまいます。
体がストレスを感じている時は首や肩、背骨周りの筋肉も緊張が強くなってしまい、背骨や関節の動きも悪くなってしまいます。
カイロプラクティックケア
自律神経は首や背骨、骨盤周囲に集中しているため、体の歪みを整え、硬くなっている筋肉を和らげることによって体の負担を取り除き、体が本来の機能を取り戻すことが期待できます。
ストレスを強く感じていたり姿勢の悪い人は、背中が丸くなり、胸郭がうまく広がらないために肺が十分に伸展できず、酸素が十分取り込めなかったり、副交感神経の機能にも悪影響を与えたりしています。
カイロプラクティックケアの本質は、神経機能の改善です。背骨、骨盤を中心に矯正を行い、自律神経のバランスを整えます。 必要に応じて姿勢改善やエクササイズも行って行きます。
また、胃腸などの内臓の働きも影響を受けるため、必要に応じて内臓へのアプローチも行い、身体を中から健康へ導きます。
カテゴリー:症状別解説